地底電波塔

気が向いたときに勢いにまかせて何かを書き連ねるブログ

美容室の指名制度がよくわからないし怖い

どうも。

美容室。みなさん行ったことがあるだろう。主に髪や頭皮を整えるところだ。たまに眉毛を切ってくれるところもある。

ちなみにわたしは大学に入るまでは「床屋」(本当は千円カットの店)と呼んでいた。「美容室」はパーマをかけたり髪を染めたりするおしゃれなところだと思っていた。美容室でもカットのみのメニューはある。だから、床屋は美容室に含まれている。たぶん。

そんなわたしは大学に入って初めて美容室に行った。そして、担当してくれた美容師さんが去り際に「次は指名をお願いします」みたいなことを言ってきた。

これが恐怖の始まりである。今まで指名を求められたことはなかった。テキトーに店に行き、ちょうど手の空いた美容師さんに呼ばれて行って髪を切られる。それだけだったのに、急に「指名」という何かが追加された。

指名とは何だ。怖くていまだにやったことがない。京都にいたときは個人経営のお店に通っていたから、指名の恐怖から逃げることができていた。そもそも美容師さんがひとりしかいないからだ。しかし、引っ越してしまったため、またもや指名の恐怖にさいなまれることになった。

この前行ったら、「指名」という単語は出なかったが、お会計のときに名刺を渡された。指名しろという無言の圧であろうか。非常に怖い。次に行ったときにもし別のひとが担当だったら。もしこのひとがその場にいたら。気まずい。たぶん何も起こらないだろうと思うが、妙に不安になる。

結局次は別のお店に行くことにした。たぶん次も同じようなことになるから、その次はまた別のお店に行くと思う。

美容室ジプシーとでも呼んだらいいのだろうか。お気に入りの美容師を探し歩いているならともかく、指名を恐れてジプシーになるのはいかがなものかと、我ながら呆れる。

冷静に考えて向こうからしたら大量にいる客のひとりである。こっちの顔も名前も覚えているわけがない。堂々と指名なしでまた向かえばいいだけのはずだ。

個人経営のお店に行くようになった理由は、ある日、ハガキが郵便受けに入っていたからだ。お店やってますよ〜よければどうぞ、みたいな内容のだ。たしかクーポンがくっついていた。個人経営の美容室は最高だった。指名などという単語が頭をチラつくこともない。

ここにも個人経営の美容室のハガキが届かないものだろうか。

毎回探すのも面倒なので、3店舗か4店舗くらいを回そうかなと考えている。そうしたら1年くらいは空くだろう。本当にそんなにうまくいくか?わたしの記憶力次第である。

では。