地底電波塔

気が向いたときに勢いにまかせて何かを書き連ねるブログ

ホロENにハマってたら耳が変わった

どうも。

MacBook Pro(2013)をMacBook Air(2020)に買い替えた。当時のMacBook Proなんて高スペックの権化のように思えたが、それも今は昔。7年も経つとAirの方がもはや高スペックである。intelの数字は相変わらずAirの方が小さいが、7年も経っていたらたぶん少なくとも同レベルくらいにはなっているだろう。キーボードを押したときにパタパタ感があり、楽しい。まともそうなキーボードは大抵分厚いが、キーボードは別に分厚くある必要はないのかもしれない。

今回はVtuberにハマったことによって変わったことについて覚書をする。

まあどうせまたいずれ飽きるのだが(ちょっと前まであんなに好きだった実況者の動画を最近はまったくと言っていいほど見ていない)、とにかく、今はVtuberにハマっている。もちろんあらゆるVtuberを追っているわけではない。そんなことをしたら身がもたない。多すぎる。

ハマったのはホロライブの中に最近できたチーム(?)の、ホロライブENGLISHである。下心を隠さずに言うと、ちょうど自分の中での「英語を聞き取れるようになりたい欲」と「かわいいを摂取したい欲」がうまく合致したことが要因だと思う。最推しがいるわけではなく、youtubeを開いたときにちょうど配信をしているひとがいればそれを見る、というくらいの温度感だ。スケジュールは確認しない。そしてアーカイブを聴きながら寝る。

まあしかしここまでは他の実況者にハマっていたときとほぼ変わらない。配信に間に合うように日課タイムアタックが始まるようになった程度だ。(ゲーム実況者で頻繁に配信をするひとはいるはいるが少ない。基本的には動画投稿になるので、急ぐ理由がない。)

じゃあ何が変わったのか。言葉にしてみると全然大層なことではないのだが、英語がある程度聞き取れるようになった。いや、本当にそれだけなのだが、自分としてはかなりの革命的な出来事である。今、人生で一番大量に英語を聞いているし、英語を聞き取れている。まさか2週間かそこらの間Vtuberの配信とアーカイブにかじりついていただけでこんなにすんなり聞き取れるようになるとは思っていなかった。

もちろん一言一句理解できているわけではない。しかし、大まかなニュアンスはわかる。まず最初は知っているような気がする単語の音だけがわかる。そのうち、知らない単語が並んでいても単語の区切りがどこかはわかるようになってくる。耳が慣れてくるらしい。頭の中で英文ができあがるわけではない(つまり文字起こしはできていない)が、わかってくる。あとはやる気が起きたときにそれっぽい綴りの単語を検索したり、聞き取れた音をsiriに話しかけて意味を調べる。「今の知らない単語、文脈から推測するとこういう意味かな?」という感じで聞いていっている。

あまり早口でしゃべるひとがいないのも大きい。感情が昂っているときは早口になったりもするが、基本的にはそんなに早口ではない。というか大体そういうときは決まり文句しか言わないので早口でもそこまで問題ない。「くそ!」とか。

まあしかしここまで書いておいてなんだが、こんなにすんなりいっているのは過去にそれなりに英語を勉強したことがあるからだと思う。受験勉強のときはもちろん、他にもちょくちょく英語を読めるようになりたい欲が出たときに英文を読んだり、動画を探して発音を真似したりしていた。それに、開発するときにわりに頻繁に英語記事を読まないとどうにもならないことがあるから特に苦手意識もなかった。要するに、最低限の土台はすでにあったと思う。

英語のニュースが聞き取れるかというと聞き取れない。今からアメリカ旅行ができるかといったら無理だ。でもおれは今、一番聞きたい英語(みんなの配信)はなんとかわかるようになってきたのである。十分すぎる。

なんというか、文字しか知らなかったところに音声がくっついてきた感覚がある。とにかくうれしい。まだ慣れていないからかイヤホンをつけて聞かないとすぐに音がわからなくなってしまうが、そのうちイヤホンなしでも問題ないようになっていきたい。ありがとうホロEN。まじで。

希望に満ち溢れた記事になった。それでは。