地底電波塔

気が向いたときに勢いにまかせて何かを書き連ねるブログ

読書メモを始めたい

22/31

他にネタがなかったら読書メモをつけることにしました。今まで見てきた読書感想記事とかレビューとかは読み終わってから書かれたものだったので、読み終わってからでないと感想はあまり書くものではないのだと思っていました。しかし、考えてみれば別に途中途中で感想を述べてもいいのではないでしょうか。そのときどきで感じた思ったことを書いたら。ネタ切れも防げるし完璧だ。

 

というわけでサピエンス全史(上)の読書メモを始めます。ただのそのときの感想ですけど。実際のスタートは昨日からですね。寝かけながらかいたやつ。

 

mogurandom.hateblo.jp

 

今日も相変わらずほとんど進んでいませんがそれでもおもしろかったので書きます。

 

人類、というより本でいうと「サピエンス」なんですけど、サピエンスがどうしてこんな地球のいろんなところに散らばって、自分よりずっと強いはずのライオンとかそういう動物たちに勝てたのかというと「虚構」を語る能力を手に入れたからだそうです。わたしはふんわりと、言語が細かくなっていろいろしゃべれるようになったからかなあとか思ってたのですが、それだけじゃ足りないようです。「○○が○○にいる」というふうに、実際そこに行けばその通りの光景が見える表現をするのは案外ひと以外もやっているそうです。しかしサピエンスは目に見えるもの以外のものをしゃべる力を手に入れました。神話とか、創世記とか、守護霊とか、そういうやつ。共通の文脈を持った集団はつよいです。

 

ちなみに言われてハッとしたのですが、当たり前のように使われている「法人」というの、これも虚構ですね。全然気にしていませんでした。法的虚構って呼んだりするらしいです。響きがかっこいい。たしかに法人は触れないですね。

 

虚構を手にしたからサピエンスの集団は大きくなったっていうのはだいぶ衝撃でした。世界を分節する能力が細かったからかなあとか適当に思ってましたが、別に世界の分節自体はべつにひとじゃなくてもできますね。

 

この本読んでるとだんだん「人類」とうかつに言いにくくなっちゃいますね。